少年柔道を指導する上で、小学校6年間のスパンは長いものです
高学年と低学年では教え方も変わってくるものと思います
ひよこプロジェクトでは小学生のキャパを三年に区切り
低学年(一年生 ~ 三年生)・高学年(四年生 ~ 六年生)と区切り
沢山の企画が出来ると考えました
高学年は全国大会に通じる大会・試合もあり指導者の意識も『四年生からが本番』
との考えが大半の考えだと思います
ただ低学については特に目標がない為、指導者・保護者共に
なかなか意識向上に繋がらないと感じています
この様な考えから、ひよこプロジェクトとしてはこんな企画を考えています
一年間を通して個人戦の試合を行い選手をポイント制で競わせることで
選手の意識向上を図ってはどうかと言う事です
その詳細は下記の通りです
1’ 目的
低学年からの柔道普及と目的を持つ事による意識向上
礼儀作法の向上・試合慣れをする為に年間数回の試合をする事による
未来の柔道選手を育てる事を目的としています
2’ 試合方法 (個人戦 年間4回)
学年別(三年生・二年生・一年生)の個人戦を行う
試合は四半期に分ける
・春(4~6月)一回 ・夏(7~9月)一回
・秋(10~12月)一回 ・ファイナル(1~3月)一回
の四回を行う
3’ ランキング制
・上記4回に試合結果を基に
・優勝(一名) 100P
・二位(一名) 60P
・三位(二名) 40P
・五位(四名) 20P
としポンイン制のランキングを行う
ランキングは試合毎に集計しSNS等を通じて一般公開する
4’ 試合参加規程
・首の筋力確認
仰向けの状態から自分の帯を握らせて30秒程度頭を上げさせる検査
・受け身の確認
後受け身・前受け身・横受け身・前方回転受け身の審査
・その他(各道場での試合に出せるかの確認)
5’ デモンストレーション
試合だけではなく初心者・今から始めようと思っている子供達等が
参加できる競技もその都度加える
例えば・・・
柔道着の帯結び競争(帯を畳に置いて始め早く帯を結ぶ)
チーム対抗綱引き(三人 ~ 五人制)
エビ・ワキ締め競争・受け身審査 等
6’ 柔道の普及
柔道の普及を考えた時、選手を増加させる事が必須条件だ思います
競技者を増加させる為には保護者に『柔道を習わせたい』と
思わせる事だと考えています
柔道大国フランスでは、柔道とは『礼儀作法の塾』として普及しています
私たち指導者も様々なアイデアを出し合い
保護者を納得させる方法が必要だと感じています
この様な事を総合的に考えれば
今一番にやらなければいけない事は『指導者の育成』だと考えます
例えば、オリンピック選手が道場を開いたらどうでしょう?
それこそ入会希望者が増えるでしょう
それを一時的にしない為にも、きちんとした指導方法・指導者が必要ですし
各道場の指導者同士が助け合い、頑張らなくてはいけない事だと思います
道場を増やす事・指導者を育成する事が柔道普及の鍵にな考えています
7’ ひよこプロジェクトに関するお願い
各道場の指導者の皆様も、たくさんのアイデアをお持ちになっている
事と思います
小さな道場がこの様なプロジェクトをやるには限界があります
各道場の指導者同士の力が絶対に必要となります
こんな企画でも、開催地を持ち回りでする事や企画段階から
みんなで考えたりしながら、各道場間で協力し合い意見交換をしながら
成功できれば、今後の柔道普及になり日本柔道の為になると思います
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